16日午前5時30分頃吹田市千里山交番の路上で古瀬鈴ノ佑巡査(26)が左胸に包丁がつき刺さった状態で倒れているのが見つかりました。
病院搬送中は意識があったということですがその後意識不明の重体になっているということです。
また、飯森裕次郎容疑者はこの巡査が所持していた実弾5発入りの拳銃を奪って逃走しました。
飯森裕次郎容疑者は逮捕されました
事件の概要
捜査関係者によると、現場に土地勘のある都内在住の30代の男が何らかの事情を知っている可能性があるとみて行方を追っている。
捜査本部によると、古瀬巡査は男性巡査部長(44)と男性巡査長(33)の上司2人の計3人で当直勤務中だった。16日午前5時半ごろ、交番から南に約800メートル離れた阪急千里線関大前駅の売店前にある公衆電話から、男の声で「家に帰ると、室内が荒らされていた」と空き巣の被害を申告する110番通報があり、上司2人がバイクで現場に急行。古瀬巡査が鑑識作業の準備をして、現場へ向かおうと交番を出たところで男に襲われたという。
駅員からの通報が入り、上司2人が交番に引き返すと、左胸に包丁が刺さった状態で古瀬巡査が倒れていた。古瀬巡査は防護衣を身につけていたが、他にも複数の刺し傷があり、病院へ搬送される際には、上司に「男に刃物で刺され、拳銃を奪われた」と話したという。その後、意識レベルが低下し、緊急手術を受けたという。
府警が空き巣被害の通報があった集合住宅の一室を調べたところ、被害はなかった。通報者の名乗った名字と住人の名字は一致しており、捜査本部は、男が別人の名前を名乗って虚偽の通報をした後、手薄になった交番を襲撃した可能性があるとみている。
参考:Yahoo!
飯森裕次郎容疑者の名前と顔画像

参照:Yahoo!
名前 | 飯森裕次郎(いいもりゆうじろう) |
年齢 | 33 |
住所 | 東京 |
職業 | 不詳 |
この飯森裕次郎は身長170cm~180cmで事件の二日前から吹田市内のビジネスホテルに泊まっていたようですね。
黒っぽい上着とズボン、白いTシャツ、白っぽいキャップ帽にメガネを身に着けています。
そして気になるのは…犯行の目的です。一体動機は何なのか。
何故、警察官から拳銃を奪う必要があったのか。
気になる事はまだまだたくさんあります。
そして何故この男が判明したのか…
それは親族から通報があったためです。息子に似ていると通報があったのです。
吹田を選んだのはおそらく小学校時代から高校時代まで住んでいたようなので、土地勘はあるんだと思われます。
だからと言って吹田を狙う理由にはならないですが…
またこの飯森裕次郎のFacebookやTwitterを調べました。
どうも怪しい情報があります。
父親がテレビ局の関係者だとか取締役だとか。
さすがにこれはまだ事実かどうか分かりかねます。
現場の地図
現場は吹田市の阪急千里山駅の近くの千里山交番前です。
関西大学「千里山キャンパス」から約500m離れたところにあります。
飯森裕次郎容疑者の目的とは?
事件が起こる前に、窃盗事件の通報が交番に入っていたそうです。
通報を受けて3人体制で交番勤務をしていたうちの2人が現場に向かい、巡査は交番を出たところで刺されたとみられています。
その後の調べで、この窃盗事件の通報は現場から1キロほど離れた阪急関大前駅構内の公衆電話からかけられていることがわかっており、実際には窃盗事件はおきていなかったということです。
容疑者は、早朝人目の少ない時間に窃盗事件という嘘の通報をする事で、交番勤務の警察官が外へ出たところを襲い、拳銃を奪うことが目的の計画的犯行ではないでしょうか。もちろん推測の域を出ません。
今後の調べが待たれるところです。
大阪では近くG20も開催される予定でこのタイミングでのこの事件は大変なものであると思われます。
吹田市役所の対応
事件を受けて、吹田市役所は早い対応を取りました。
児童、生徒の安全確保のために市内全ての小・中学校の部活動、クラブ活動を中止とすることを決め、児童生徒の不用な外出を控えるように呼びかけました。
また、近隣の箕面市でも開催予定だったスポーツ大会を中止にしています。
関西大学ではオープンキャンパスが開催予定でしたが、こちらも来場者の安全確保を優先とし中止となりました。
さらには音楽イベントなども中止になり、各方面での影響がありました。
まとめ
昨年6月、9月と立て続けに交番で警察官が襲われたり殺害されたりする事件が起こっています。
警察庁はこれらの事件を受けて対策を講じている途中でした。
市民の生活を守る場所がこのように狙われていることをとても恐ろしく感じる事件です。
飯森裕次郎容疑者の動機…真相などはまだはっきりとは全くわかっていませんが、このようなことが頻繁に起こらないような対策が急務でしょう。
ましてや今はG20が目の前です…
1番最悪なタイミングに近いかもしれません。